PrintScrn/SysRq と Pause/Break の二つのキーは,それぞれキーコードが二つある という点で他のキーと異なっています.前者は Alt を同時に押したときにはキーコ ード84,それ以外の時にはキーコード99を発行します.また後者はCtrlと同時に押し たときにはキーコード101,それ以外のときにはキーコード119となります.(従って, Alt-キーコード99やCtrl-キーコード119に機能を割り振っても無意味です)
Linux のもとではキーコードを一切生成しないような特殊キーがある場合(あるいは "unrecognized scancode" といったメッセージを返す場合)でも,ご使用中のカーネ ルが1.1.63以降なら,setkeycodes(1)を使ってカーネルにこうした特殊キーについて の情報を引き渡すことができます.しかしながらXではこの手は通用しません. setkeycodesをもちいてキーコードを取得した後なら,loadkeys を使って機能を割り 振ることができます.